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月日雁 Tsukihikari

自然と人との深いつながりを重んじる木を使ったものづくりブランド。

その名に込められた「月」「日」「雁」の三つの要素は、自然の循環を表現し、日々の生活様式に根差した木の工の思想を広めるという姿勢を表しています。


古来より樹木と繋がり、月の満ち欠けに呼応しながら暮らしを営んできた人々の生活様式を表します。


樹木が大地に深く根を下ろし、太陽に向かって生きる姿を示し、天と地をつなぐ循環を表します。


群れを成して遠くまで飛び、飛翔先で新たな生活を営む鳥であり、和の象徴とされ、絆と帰属意識を表します。

月日雁の姿勢

自然の循環に時の刻印を重ねる木と人が繋がることを願う生活に寄り添う木の道具です。

木は、長い年月をかけて育ち、その一つ一つが固有の物語と個性を持つ時の結晶。

その木々たちに工たくみの術を施すことで人々の生活様式になじみ、道具となってあらたに時を刻んでいきます。

また、木を伐られた森は新しい命を育み、再生の時の循環が続いていきます。

この二つの時の調和を目指すことが月日雁の構えです。

月日雁の刻印

絆と和を象徴する雁をモチーフにしています。雁が遠くまで飛び、また戻る姿に、広く伝え自然と繋がりながら生きていこうとする自身の心構えを重ね合わせています。雁の外円は月と太陽を表し、製品一つ一つには、その木が伐採されたときの月の満ち欠けが刻まれます。この刻印が、木に刻まれた時の記憶として、木の個性を表現しています。

二つの時の調和

工たくみの術を施した木々たちは、道具となってあらたに時を刻んでいきます。また、木を伐られた森は新しい命を育み、再生の時が続いていきます。
この二つの時の調和を目指して、森を見ることが大切だと考えています。
現在は日本の広葉樹の森を保全し活用することが難しいとされています。そのため森の調査、木の選別・伐採・収穫・製材・乾燥までの一貫した管理は貴重です。月日雁では、その管理を行なっている組織との取組を進めていきます。


木工作家:尾関明彦

自然と共生する木工技術の探求者になるべく、自然豊かな森に入り木と対話しながらその技術を磨いています。
木工における思想は、物を作ることにとどまらず、自然との対話、循環、再生を尊重し、その技術を生活様式に落とし込むことを目指しています。

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